« 小論文を書く鉄則その1 | トップページ | 小論文を書く鉄則3 段落 »

2005年11月 8日 (火)

小論文を書く鉄則2 常体である

小論文の文章は、「常体」である。

-----------------------------

そろそろ、大学編入試験の時期ですね。みなさんへのエールで、鉄則シリーズをお送りします。今回は書き方です。

小論文では、原則として「常体(じょうたい)」で書きます。常体とは「である」「だ」などという文末ですね。ちなみに、作文によく使われる「です」「ます」は敬体(けいたい)といいます。

理由は、限られた文字数を有効に使うには常体が適切だから、です。

「問題に対しての自分の意見を伝えるもの」であれば、限られた文字数いっぱいを有効につかうべきですよね。ならば、敬体では文字数がかさむだけになってしまいます。それがわかっていて書く内容が少ないから敬体で・・という知能犯もいますよ、もちろん。ただし、敬体を使うことによる減点と、内容が少ないことからくる減点と、どちらが印象がよいかはまた読み手によるでしょうね。

さて、本題に戻して例を。

「私が尊敬する人は、A先生という部活の先生です。なぜなら、A先生は天狗になっていた私に、厳しく武道の道を教えてくださったからです。」

「私が尊敬する人は、A先生という部活の先生である。なぜなら、A先生は天狗になっていた私に、厳しく武道の道を教えてくださったからだ。」

奇しくも文字数は一緒ですね。でも、常体のほうが、「考えている」印象がないですか?敬体のほうは、情緒的な文章という第一印象を持つ方が多いと思います。

「尊敬するA先生を敬っているのだから、丁寧に書いたほうが・・・」と思うこともあるかもしれません。でも小論文の目的は”A先生を敬っていること”ではなく、A先生を敬っているという事実と論理を読み手に伝えることですよね。A先生に失礼にはなりませんので、安心して常体で書いてください。

効果的に相手を説得するには、ぜひとも「常体」で書いてくださいね。

|

« 小論文を書く鉄則その1 | トップページ | 小論文を書く鉄則3 段落 »

コメント

なるほど!
凄く勉強になります。(^^)
「常体」で書くと確かに説得力があります。
自然と自信があることは「である」と書いて
自信がないことは「です」と書いてる気がします。

まみりんありがとう

投稿: ちょいちゃん | 2005年11月 8日 (火) 22時08分

えーっと今日は
「私が尊敬する人は、まみりん先生という小論文の先生である。なぜなら、まみりん先生は小論文が大大大嫌いになっていた私に、小論文の書き方を、楽しくおもしろく教えてくださるからだ。」ですね。

投稿: ふーちゃん | 2005年11月 9日 (水) 10時10分

ちょいちゃん、

実はね、こういう講義をしながら、「え~~~そう??」って言われたらどうしようっていつも思っているの。こう言ってもらえるとほっとします。うれしいひとことをありがとう。

ふーちゃん!
うわ~~~例文にしても持ち上げすぎで、照れましたぞ。でもうれしかったから心に書き留めます♪ありがとう~。

投稿: まみりん@Office Gaei | 2005年11月10日 (木) 19時45分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/143646/6966506

この記事へのトラックバック一覧です: 小論文を書く鉄則2 常体である:

« 小論文を書く鉄則その1 | トップページ | 小論文を書く鉄則3 段落 »